イノベーションのジレンマ

発表はもう10年以上も前ですが、今日もなお読み継がれているこの本↓

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

ハーバード・ビジネス・スクールの看板教授であるクレイトン・クリステンセン氏の著書です。

私もたびたび読み返しています。

内容はご存知の方も多いかと思いますが、業界トップになった企業が主要顧客の意見に耳を傾け、さらに高品質の製品サービスを提供することがイノベーションに立ち後れ、失敗を招くという考え方です。

概要はwikiにも→イノベーションのジレンマ

「業界トップ企業による主要顧客のニーズに沿った既存技術の改良(持続的イノベーション)という優良な経営判断は、市場を一新する革新技術(破壊的イノベーション)の前では無力である」という内容には、驚きの中にもいろいろな発見があります。

表面処理の世界にもこの破壊的イノベーションが訪れるのでしょうか?

JPCA Showではそんな革新技術のタネが落ちていないか探してみたいと思います。